しばらく欠品していたDOTコーヒー、出来立ての新しいロットが到着し、
おかげさまでご好評をいただいております。
誰もがおいしいコーヒーを作れるようにユニバーサルデザイン化したコーヒーです。
・お湯に入れて待つだけで完成
・点字で作り方を表記
・目が不自由な人でも見やすいデザイン(適切な色使いとフォントを選定)
”コーヒーのおいしさ、楽しみを多くの人たちと分かち合いたい”
それを叶えるための具体的な商品として2018年に製品化しました。
商品の点字ラベルは神奈川県視覚障害者情報センター「神奈川ライトハウス」にて
製作してもらっています。
また、売り上げの一部を視覚障害者福祉に役立ててもらっています。
オンラインショップの方も在庫復活の準備を進めてまいりますので、
ぜひお買い求めくださいますようお願い申し上げます。
「ユニバーサルデザイン」について三重県のホームページにわかりやすい解説が出ていました。
もしよろしければご覧ください。
こちらから>
三重県ユニバーサルデザインのまちづくり
D:誰もが
O:おいしく
T:作れる
ユニバーサルデザインなコーヒー、DOTコーヒー製造・販売元のコーヒーノートです!!
普段はもとより、DOTコーヒーの監修でも大変お世話になっている神奈川県視覚障害者福祉協会の鈴木孝幸理事長が「第16回 塙保己一(はなわ ほきいち)大賞」を受賞されました。
この祝賀会の引き出物の一つとして、DOTコーヒーを納品させて頂きました。
【塙保己一賞】
塙保己一の出身地である埼玉県が制定した賞で、
「日本国内に在住し活動する者で、障害がありながらも塙保己一のように不屈の精神力により、社会的に顕著な活躍をしてきた障害のある個人」を表彰します。
鈴木理事長はこのたび、映えある大賞を受賞されました。(大賞の他に奨励賞、貢献賞があります)
【塙保己一】
江戸時代後期の全盲の学者で、誰もが知るヘレン・ケラー自身が「人生の目標としてきた」と語った人物です。
散逸・消滅が懸念される、日本古来の貴重な書籍・文献(万葉集や徒然草なども含まれる)を後世に伝えてゆくため、全国から収集し、666冊にもなる『群書類従』という日本の文化史上に類を見ない大文献集を編集・発行しました。発行に際して製作された約2万枚にもおよぶ版木は、関東大震災・太平洋戦争を潜り抜けて渋谷の温故学会会館で大切に保存されています。また20字x20行の400字詰めに統一されており、現在の原稿用紙の基本様式となっています。
*第16回 塙保己一賞 受賞者(埼玉県サイトへのリンク)
【鈴木孝幸理事長のこと…】
・私たちを明るく、前向きな気持ちにさせて下さいます。
・さまざまな事にチャレンジを続けていらっしゃいます。
・その理念に共感する人や協力者に囲まれています。
このたびの塙保己一大賞の受賞、本当におめでとうございます。
*DOTコーヒーのパッケージのイラストは制作にごご協力いただいたお二方、鈴木孝幸理事長と福喜多恭子・神奈川ライトハウス所長をモデルに描かれています。
通販でDOTコーヒーをお買い上げのお客様に、点字でお礼を書いて添えています。
とは言え、ごく簡単な文章だけです(カタコト…)。
小型点字器を使って、専用の点字用紙に「書く」というより「打って」いきます。
点字は横書きです。
読む時は
左から右に読みます。
書く時は
右から左に書きます。
読む時と書く時では文字も反転します。
使いこなしていらっしゃる皆さんはすごいと思います。
DOTコーヒーの製造過程を公開いたします
【ユニバーサルデザインコーヒー・DOTコーヒーは…】
1.
D(誰もが)O(おいしく)T(作れる)ユニバーサルデザインなコーヒーです
2.
カップにひとつ、コーヒーバッグを入れるだけで本格レギュラーコーヒーを楽しめます
(失敗がなく、後始末もかんたんです)
3.
点字でも作り方と賞味期限を表示しています
4.
売り上げの一部が視覚障害者福祉活動に役立てられます
【パッケージデザイン】
1.
6種類・ワンセット、視覚障害者の方に対する理解が深まるイラスト&解説付き
2.
ロービジョン(視機能の低下がある)の方にも見やすいように、フォントの選定、カラーデザインなど、専門家のアドバイスを受けてデザインしています
【香りと味わい】
香りも味わいも印象が強めのものを、と考えてブレンドしています
華やいだ印象を与える自然乾燥式(ナチュラル精製)のエチオピアモカをベースに、落ち着いた印象のコロンビア、ブラジルを独自の比率で配合し、レーズンやカカオをイメージさせる香りと味わいのコーヒーに仕上げてあります
以下、実際の製造工程をご覧ください
【あらかじめコーヒー生豆をブレンドします】
生豆の状態で配合比に基いて配合(ブレンド)してしまいます
*焙煎前に混ぜてしまう、プレミックスと呼ばれる方法です
**焙煎後に各々のコーヒーを混ぜるアフターミックスと呼ばれる方法もあります
【コーヒー生豆を洗います】
コーヒー生豆は原産国から泥付きで輸入されるため、座間の水で洗います
*プレウォッシュドコーヒーとも呼ばれています
【洗うと良いこと】
・味わいも綺麗に磨かれます(泥汚れ由来の雑味がなくなります)
・飲んだ後、爽快です
【洗わないと…】
・泥汚れも一緒にカップに注がれます
(コーヒー液+泥水=カップの中のコーヒー)
コーヒー生豆を水に浸けたところです
しばらくすると汚れが浮いてきます
生豆に付いていた泥汚れ
水を取り替えながら汚れを落としていきます
ここまできれいにします(水に混じっているのは薄皮などのごみです)
きれいになった生豆を…
やっとブタ釜で焙煎できます
【コーヒーを加工場に発送します】
コーヒーを詰める袋には取違い防止のため品名、店名を記入しておきます
【コーヒーバッグに加工されて帰ってきました】
【点字ラベルの準備】
座間市にある神奈川県視覚障害者情報センター「神奈川ライトハウス」様にて
・作り方(写真・左側)
・賞味期限(写真・右側)
2種類の点字ラベルを製作して頂いています
作り方説明書は墨字(紙に印刷)版も同梱します
<セット内容>・・・白い紙が墨字版の作り方説明書
ケース表側に点字で作り方を表記
裏側に点字で賞味期限を表記
こうして店頭に並びます
DOTコーヒーの製造工程をご覧いただきました
コーヒーを育ててくれる農家さん、輸出を担う現地のシッパーさん、輸入商社さん…。コーヒー産業に携わるすべての皆様の笑顔とともに世界を旅したコーヒーが座間の小さな私の店に届けられます。
これを焙煎加工してお客様に届けるのが私の仕事です。
これから先もおいしさだけでなく、世の中や社会を明るく照らす助けになるような商品を届けられるように商品開発を続けて参ります。
今後も引き続き、DOTコーヒーをご愛顧下さいますようお願い申し上げます!!
こんにちは。
ユニバーサルデザインコーヒー「DOTコーヒー」発売元・コーヒーノート店主の大森です。
5月29日に埼玉は久喜市にて開催された、
「第22回 全国障害者スポーツ大会グランドソフトボール競技関東ブロック予選会」にて、私たちの応援する神奈川チームが優勝しました。
・準決勝>東京2対4神奈川
・決勝戦>山梨県2対9神奈川
10月に栃木県で行われる全国障害者スポーツ大会出場が決定しました!!
今後も皆さんの応援をよろしくお願いします。
DOTコーヒーのパッケージ内容等を監修してくださった神奈川ライトハウスからはパッケージイラストの、あのお二方…鈴木理事長はチームメンバーとして、福喜多所長はコーチャーとしてコーチャーボックスに立ち、試合に参加されました。
チームのみなさんにとっても、大変心強かったことでしょう!!
こんにちは。
ユニバーサルデザインコーヒー「DOTコーヒー」発売元・コーヒーノート店主の大森です。
ご報告申し上げるのが遅くなってしまいましたが、昨年の11/22、大阪の国立民族学博物館で開催された特別展「ユニバーサルミュージアム〜さわる蝕の大博覧会〜」に出かけてまいりました。
民博に出かけるのは7年ぶりです。
DOTコーヒーについてのご感想とアドバイスのお電話を頂いた事が、本特別展実行委員長の広瀬浩二郎先生と知り合うきっかけでした。
その後「点字毎日(日本で唯一の点字新聞)」編集部にご縁を繋げて下さり、おかげさまで全国の視覚障害者の方々に点字を通してDOTコーヒーの事を知ってもらうことができました。
会場で直接お会いして日頃のお礼を申し上げるのが、この日の目的のひとつでした。
視覚に依らず、触って鑑賞する作品が並ぶ会場ー。
こちらから歩み寄って作品に触れる、というアクティブな鑑賞スタイルは新鮮でした。
戸惑いながら蝕れていくうち、「よっしゃ、次(の作品)いってみよ〜!!」というふうに、
新たな刺激や感触を得ようと積極的になってゆく自身の変化も可笑しかったです。
・掌だけでなく、全身を預けてその感覚を楽しむ作品などもあり、さまざまなチャレンジを感じました
・蝕覚も個人的なものである一方、誰とも共感できるものでもあると再認識しました
鑑賞後、民博ミュージアム・ショップに伺いました。
「世界ドリップ紀行」のほか、特別展に合わせて「DOTコーヒー(みんぱくVer.)」も販売していただいておりました。スタッフの皆様にご挨拶し、国立民族学博物館を後にしました。
特別展が示すビジョンに相応しい商品としてDOTコーヒーが今後も成長するよう、努めてまいりたいと思います。
日帰りの大阪でしたが、活気に触れる事で逆に元気になって帰ってこられたほどでした!!
ブタ釜コーヒーの店 コーヒーノート店主の大森です
いつもありがとうございます!
本日9月2日より開催された
国立民族学博物館の特別展
ユニバーサル・ミュージアム–さわる!”蝕”の大博覧会
に合わせて、同館のミュージアム・ショップ様でDOTコーヒーも販売していただいております
国立民族学博物館様向けの特別仕様となっています
国立民族学博物館 広瀬 浩二郎 先生 推薦
という点字ラベルを貼り付けています
別注の点字ラベル
ブタ釜コーヒーの店 コーヒーノート店主の大森です
いつもありがとうございます!
国立民族学博物館の特別展
ユニバーサル・ミュージアム–さわる!”蝕”の大博覧会
が予定通り、本日9月2日より開催されました
おめでとうございます
—
図録のほか、
特別展オリジナルグッズも販売されているそうです
ブタ釜コーヒーの店 コーヒーノート店主の大森です。
いつもありがとうございます!
DOTコーヒーのことを紹介させてくださいね!
D(誰もが)
O(美味しく)
T(作れる)
ユニバーサルデザインなコーヒー、それがDOTコーヒーです!!
DOTは点字のドットのことも指しています(ダブルミーニング!!)
【コーヒーバッグタイプのコーヒーです】
・形状と使い方はティーバッグと同じです
・カップにDOTコーヒーとお湯を注ぐだけで、飲みたい時に簡単にレギュラーコーヒーを淹れることができます
・カップに分量の水とDOTコーヒーを入れて電子レンジで作ることも出来ます(コンロの火を使えない方のやけどを回避)
・半身が不自由な方にも(自分で作れる)と、お使い頂いています
【ケースには点字で作り方と賞味期限を記載しています】
・目の不自由な方にもご利用いただいています
【パッケージは視覚障害者の方に対する理解が深まる解説付き】
・全部で7種類、街で目の不自由な方に出会った時、私たちに何かできることはないか、思いを巡らす助けになることを願って作成しました
・神奈川県視覚障害者情報センター「神奈川ライトハウス」の福喜多恭子所長、同施設の運営母体であるNPO法人・神奈川県視覚障害者福祉協会の鈴木孝幸理事長に監修して頂きました
【パッケージデザインの工夫】
・ロービジョン(視機能の低下がある)の方にとって、黒地に白の丸ゴシック体文字がもっとも見えやすいというデータを基に、フォントの選定、カラーデザインなど、専門家のアドバイスを受けてデザインしています
【点字ラベル製作】
神奈川県視覚障害者情報センター「神奈川ライトハウス」で製作して頂いています
【売上の一部を視覚障害者福祉に寄付しています】
おいしいコーヒーを飲むことが、身の周りを明るくすることに繋がるように願っています
DOTコーヒー発売当初、地元タウン誌でご紹介頂いた時の記事です
記者さんがとても分かりやすく書いてくださっています
タウンニュース座間版(リンク)
DOTコーヒー おもて側には作り方を点字表記しています
DOTコーヒー うら側には賞味期限を点字表記しています
商品を通じて、いろいろな場所で皆様にお目にかかりたいコーヒーノートです。
こんにちは! 大阪は千里万博公園にあります国立民族学博物館にて、9月2日より広瀬浩二郎先生(文化人類学者・国立民族学博物館准教授)の企画による特別展
「ユニバーサル・ミュージアム ―― さわる!“触”の大博覧会」が開催されます。
真似したくなるシャレの効いたネーミングですね!!
この特別展に合わせて、国立民族学博物館ミュージアム・ショップではコーヒーノートのDOT coffee(みんぱく特別仕様)が販売されます。これまでもお取り扱い頂いていましたが、特別展に合わせてさらにスポットを当てて頂けることになりました! 広瀬先生とはDOT coffeeをきっかけに出会いを頂きました。
商品の事をお気にかけて下さり、DOT coffeeの改善点について様々なアドバイスを頂戴し、おかげさまでより良い商品にすることが出来ました。
写真は特別展のチラシです。 点字と墨字(点字ではない文字=私たちが普段使っている目で見る文字)が併記されています。 まさにユニバーサルですね! 私もコロナワクチン接種後にぜひ訪ねたいと思います。 ご興味のある方はぜひ、下記リンクもご覧ください。
よろしくお願い致します。
言うまでもなく、この時期に触る=接触する展示を開催することについて、関係者の方々は悩み、数え切れないほどの協議を重ねて来られ、万全を期した感染対策を実施した上での開催をご決断された事と察します。
特別展の成功を心よりお祈り申し上げます。
ユニバーサル・ミュージアム ―― さわる!“触”の大博覧会
https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/16854
蝕文化について――(NHK福祉情報サイト ハートネットより)
https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/529/